猟奇的ゆとり虚言癖

よくお前ほど普通の人はいないと言われます。

「ワンピースを読んで」

5年1組        中之島 英行

 

僕は夏休みを有効活用して読書をしました。

なぜなら先生に


「読書感想文を書いてこい」


と、なぜか命令口調で言われたからです。ほんとに謎です。

 僕たち生徒はお客さんです。

なぜなら僕たちがいないと、先生たちはお給料がもらえず

ろとうに迷うからです。

直接、僕たちが先生にお金を払ってはいません。

でも、僕が大人になったら税を払います。

未来のお客さんである僕に失礼だと思います。

車屋さんも車を買うかもしれないお客さんに対して丁寧に接すると思います。

ですから先生も税を払うかもしれない僕に対して丁寧に接するべきです。

生徒がいるから教師という職業があると思います。

僕たち生徒がいないと先生たちは

ろとうに迷います。

仮にみんな学校に行かなかったらどうなるでしょう。

学校は必要なくなり先生たちは

ろとうに迷います。

 

先生はすぐ、ろとうに迷います。

 

そんな時、絶対に必要なのが航海士です。

正確な道しるべを指し示してくれる航海士が、ろとうに迷いやすい先生には絶対に必要です。

それでも万が一、迷ってしまってもコックがいれば安心です。

それに医者、その地の歴史を紐解いてくれる学者、それに航海に使う船を直してくれる船大工。

音楽家もいたら楽しいと思います。

つまり仲間がいれば、ろとうに迷いやすい先生でも大冒険ができるのです。

 

それを「ワンピース」が教えてくれました。

 

ですが、僕が先生に反発して学校に行かなかったら将来、

ろとうに迷うのは僕の方です。

 

僕は、ろとうに迷いやすいです。

 

そんな時、絶対に必要なのが自分で考えることです。

正確な道しるべを指し示してくれる訳ではありませんが、失敗してもなぜ失敗したのかを自分で考える。それが、ろとうに迷いやすい僕には絶対に必要です。

それでも万が一、迷ってしまっても友達がいれば安心です。

それに家族、恋人もできたら楽しいと思います。

つまり先生が居ても居なくても、僕は大冒険ができるのです。

 

それを「木越先生」が教えてくれました。

 

木越先生、あなたの言いつけ通り学校の敷地は一切またいでいません。