もしも、桃太郎が鬼の子だったらで解明された桃太郎の謎
先日、もしも、桃太郎が鬼の子だったらというブログを書きました。
hideyukinakanoshima.hatenablog.com
このブログで、あらゆる桃太郎の謎が解明された。と、個人的に思っています。
今回は、その解明された謎を明かしていきます。
1.なぜ桃から生まれたのか
本来、桃太郎という話は川から流れてきた桃を食べたお爺さんとお婆さんが若返り、枯れていた性欲がトトロの夢の木のように大きくなり、お爺さんのトウモロコシがお婆さんのマックロクロスケをトロットロにした結果、子供として桃太郎が生まれたという設定です。
しかし、これは流石にR18なので現在の桃太郎になりました。
改変したのはいいが、なぜ桃から生まれたのかという理由は「そういう話だから」という詰まらない大人の意見で言及されず謎のままになっていました。そんなんだからトトロが見えないんです。
そこで鬼が自らの子を、桃に詰めたということにしました。
なんで桃だったのか、桃じゃなきゃダメだったのか、普通にお爺さんとお婆さんの家の前に置いておけば良いんじゃないか、という意見に関しては「そういう話だから」という最強の一言で処理することとします。これが大人です。
2.すくすく育ちすぎ
桃太郎はすくすく育つ。それはテレビの収録でいう"巻き"というやつで、早く物語を進めないと他の役者やスタッフが帰れなくなってしまいます。
その為、育つ過程とかは出来るだけ巻いて収録してたのです。
そこで鬼の子であれば人間より早く成長しても「鬼ってそういうとこあるから」とい言えば良い話でとても都合が良い。
今作で桃太郎は3年程で平均的な成人男性と変わらない体型にまで成長しています。
3.お婆さんがきびだんごしかくれない
もっといっぱいくれても良いのに。
せめて、カロリーメイトや水、キャンプ道具などを持たせてやれば良いのにと思います。
何にしてもきびだんごだけは流石に酷すぎる。
これは、お婆さんが完全にボケていたということに他なりません。
それを知っていた桃太郎はお婆さんが作ったきびだんごを捨てています。
桃太郎もちょっと酷い。
4.お爺さんとお婆さんの家に桃太郎にぴったりの鎧と刀がある
こんな都合のいいことがあるだろうか。
戦った経験もない息子が急に鬼退治に行くと言い出して、背負わせる旗に「日本一」なんてお爺さんとお婆さんが書くだろうか。
鬼ヶ島へ行く舟はどこで調達したのか。
全ての疑問がお爺さんが鬼と入れ替わっていたということで説明がつきます。
お婆さんはボケていて、お爺さんの見た目が完全に化け物になっていることに気づきません。
鬼退治に必要な道具は全てお爺さんに成り代わった鬼にによって調達されたのです。
5.家来が犬、猿、キジ
桃太郎には金もコネもない。あるのはきびだんご。それで雇えるのは、犬と猿とキジくらいです。きびだんごで人間を雇おうもんなら倫理団体が黙っていません。
じゃあ最初から金渡しとけよという話ですが、金で人間を雇って鬼退治するというのはもはや組織のやり方で、桃太郎にマフィアのボス感が出てしまいます。
そこで、苦し紛れに動物を家来にしちゃえということだと思いますが、犬猿の仲といわれる犬と猿がいるのはどういうことでしょう。
喧嘩して鬼退治どころではなくなります。
そこで式神として犬、猿、キジを召喚しました。式神なので喧嘩とかはしないし、きびだんご一つで命がけの仕事を強いて労働基準法に違反することもありません。
もちろん式神というのは人間たちには内緒の話で、きびだんごで雇ったことにしたのでしょう。
6.人間が鬼と戦わない
元の話では、桃太郎がすくすく育つまで、人間と鬼との争いの描写がありません。
鬼は鬼ヶ島に篭っており、時々、村に悪さをしにくるが、なぜそんな「小さな悪」に留まっているのか。
人間を奴隷にして世界を乗っ取ればいいのに。
そこで、導き出される答えは、鬼がそこまで悪い奴ではない、もしくは、人間の方が数が多く、戦力的に不利な立場にいることが考えられます。
小さな村の作物を荒らさなければならないほど疲弊していたのです。
これは桃太郎が持ち帰った財宝が、荷車に全て乗るくらい少なかったことからも推測できます。
7.桃太郎が強すぎる
犬、猿、キジが鬼に勝てるとは到底思えず、鬼ヶ島での戦いは桃太郎1人vs鬼全員と考えた方が良い。これは明らかに人間の力を超えています。
私はこの戦い自体が、最初から仕組まれていたとしか思えません。
人間に鬼は滅ぼされたと思わせて、その実、桃太郎が鬼の子孫を繁栄させていくというシナリオを鬼が描いていたならば納得がいきます。
桃太郎の見た目が、鬼まる出しならバレるじゃないかと思われるでしょう。桃太郎はかなり人間である母親似だったのです。
いかがだったでしょうか。これが桃太郎の全てでございます。色々突っ込みどころがあると思いますがこれは「こういう話だから」で全て対処したいと思います。それではまた。